2021/04/30
天皇賞春考察
サニーです。
今日はいつもの予想メルマガ。
天皇賞春です。
『阪神芝3200m』
もう、違和感しかない条件です(笑)
前回もチラリと話しましたが、
公式データで遡れる1986年まで探しましたが、
阪神3200mのレースは2回のみ。
超が3つ以上付くレア条件です。
そもそも、芝3000m超のレースは、
年間でもそれほど多くありません。
昨年で言えば、たったの6レース。
その内5レースが重賞レースです。
「時代の流れとは逆トレンドだけど
伝統の重賞だから条件変更できないよね」
というレースだけが残ったとしか思えません。
ただ、これはあくまでも個人的仮説ですが、
超長距離レースって、実は短距離血統馬が向くのではないかと。
掛かってしまうタイプの短距離馬は無理ですが、
スピードを活かすために短距離を使っている馬は、
「全馬道中折り合いに専念して、最後にヨーイドン」
という長距離レースに合っている気がします。
実際、障害に移って4000mで結果を出す短距離血統馬もいますし、
そんな馬が多数揃うようになったら、
超長距離レースも、もっと増える気がするんですけどねぇ。
さてさて。天皇賞の前に、青葉賞。
狙ってみたい馬が意外と多いですが、
グレアリングアイ、アオイショー、モンテディオ辺りの名前を挙げておきます。
5月2日【日曜・阪神11R】
天皇賞(春)
2◎アリストテレス
7○ユーキャンスマイル
12▲ディープボンド
1△ワールドプレミア
5△ディアスティマ
15△オセアグレイト
17△オーソリティ
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それでは詳しく見ていきましょう。
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【天皇賞(春)】
まず人気がどうなるのかですが、
アリストテレス、ディープボンドが横並び
というのが、私の認識。
この2頭を中心に考えたならば、
「どのレースを度外視するか」は重要です。
例えばアリストテレスは、
菊花賞を度外視するか、阪神大賞典を度外視するか。
馬柱の菊花賞を指で隠して見ると、
GII級の中距離馬のように見えてきますし、
同じく阪神大賞典を隠して見ると、
抜けた1番人気でもおかしくない馬に見えます。
ディープボンドも同2レースを指で隠すと、
評価がガラリと変わるはずです。
で、意外と悩んだ結果、
アリストテレスの方に本命を打ちました。
つまりは阪神大賞典を度外視したのですが、
正直、一言で表せる敗因は見つけられませんでした。
3000mの距離なら、菊花賞2着の説明が付きませんし、
雨馬場を理由にするなら、AJCCの不良馬場1着と矛盾します。
”合わせ技一本”ではありませんが、
これらが複合した結果だとしか理解ができません。
ただ、幸いにも日曜は良馬場になりそうな天気予報ですし、
阪神大賞典がなければ、もっと人気が被ったはず。
だとすれば、もう一度狙うべきだという見解です。
で、阪神大賞典を度外視すべきという見解にするなら、
ディープボンドは疑わなければスジが通りません。
このレースで5馬身差の圧勝をしたからこそ、
1番人気になりかねない程の注目を浴びるのですから。
ただ、長距離で安定しているのは間違いありませんし、
その他重賞でも堅実に上位にきている馬。
評価を落とすにしても、人気になりすぎる分と外枠分。
こんな時には単穴でお茶を濁すのがサニー流(笑)
では対抗をどの馬にするか考えた時に、
人気も加味してユーキャンスマイルを挙げたくなります。
昨秋に2レースほど惨敗して、人気はガタ落ち。
限界説も多少流れましたが、6歳なら老け込む歳ではありません。
超長距離巧者で、昨年のこのレース最先着馬。
コースが変わっても傾向が続くかは不明ですが、
もともとリピーターが多いレースですからね。
私の想像以上に人気にならなそうな雰囲気ですし、
もう一度狙い撃ってみる価値はありそうかと。
その他では、
人気になり過ぎの気もしますが、消せないワールドプレミア。
阪神3200m実績ナンバー1(笑)のディアスティマも。
数少ない生粋の長距離馬オセアグレイトに、
オーソリティも相手には押さえておきたいところです。
それなりに人気になるであろうカレンブーケドールは、
陣営が爪不安を強調していたとの友人からの情報。
状態そのものは良いとも言っていましたが、
妙味を考えて思い切って消してみました。