2021/05/29
日本ダービー考察
思い切り原則論を言いますが、
競馬は”副産物のオマケ”に過ぎません。
あくまでも最大目的は、
次世代に凄い馬を残す為のテスト。
強い馬を種牡馬として選ぶ為に、
レースを行って、強さ比べをしているだけです。
どうせ強さ比べをするのなら、
どっちが強いか馬券でも売りますか?
というのが、本来の競馬の立ち位置です。
…私の記憶が確かなら、ですけど(笑)
だからこそ、
最も優秀な種牡馬を選ぶ為のダービーは、
繁殖能力が無い”せん馬”は出走不可能。
なるほど、理に適ってます。
でも、そうなると、
牝馬の出走ってどうなんですかね?
繁殖能力があるから構わない、
という意見も間違ってはいないと思います。
ですが、年に1頭しか子供が産めない牝馬に対し、
牡馬は3桁の種付けをする事もザラ。
繁殖としての価値は、牡馬の方が間違い無く上。
だったら牝馬は出走してはいけない!
というルールの方がシックリきちゃうんですけど。。
まぁ、ヘリクツに近いですけどね。
さて、まずはダービー以外の重賞予想を軽く。
葵Sは、1200mなら見限れないヨカヨカ。
日曜”12レース”の目黒記念はナムラドノヴァンが面白そうです。
5月29日【日曜・東京11R】
1◎エフフォーリア
15○アドマイヤハダル
14▲タイトルホルダー
13△グレートマジシャン
10△シャフリヤール
18△ヨーホーレイク
9△ラーゴム
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それでは詳しく見ていきましょう。
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【日本ダービー】
桜花賞馬ソダシが1強ムードだったオークスに比べ、
皐月賞馬エフフォーリア1強では無さそうな雰囲気。
もちろんその原因は、
牝馬のサトノレイナスなんですけど。
いや、まぁ、解るんです。
”牝馬なのにダービーヘ”なので、
相当自信がある証拠だ!という説。
”牝馬のくせにダービーヘ”なので
超一流牡馬に入るとどうだろう?説。
どちらの説も説得力はありますからね。
ちなみにトラックマンの友人経由で聞いた情報だと、
獣医さんも含めた関係者は、
2歳時から既にオークスではなくダービー狙いだったそう。
こんな話を聞くと余計に、
サトノを買いたくなる人も多いと思いますが、、
私は”否定派”なんですよねぇ。
弱いとは言いません。
2度もGIを2着した馬が弱いはずがありません。
でも相手も”弱いはずがない”レベルの牡馬。
しかも間違いなく仕上げは全力です。
これが人気の盲点なら狙いたくなりますけどねぇ。
恐らくは2番人気と聞いた時に、
それでも買うメリットがあるのかと言われたら。。
どうなんですかね。
結局本命は、エフフォーリア。
無敗の皐月賞馬が、距離伸びてさらにと聞けば、
かなり抜けた人気になってもおかしくありませんが、
別路線組のサトノが人気を吸ってくれるはず。
それでもせいぜい200円台前半でしょうが、
サトノが出走しない場合と比較すれば、
ある意味、人気以上に美味しいとも言えますからね。
ココを無理にひねる理由は見つかりませんでした。
対抗以下は混戦だと思いますが、
こんなパターンのレースでは、
別路線組の馬が人気を集めがち。
なので、対抗は皐月賞組。
アドマイヤハダルでどうでしょうか。
エフフォーリアマークだった皐月賞は、
結局突き放されましたが、2着3着とは僅差。
初GIにして初重賞挑戦でしたが、
力差は無い事は証明できました。
確かに勝ち馬との逆転は難しいですが、
本命馬が勝つ前提で予想を組み立てれば、
最も信頼できる馬の一頭。
それが逆転狙いの他路線組が入る事で、
かなり人気落ちが予想されるとなれば、
狙い撃ちしたくなってしまいます(笑)
対抗にも、同じく皐月賞組のタイトルホルダー。
本命馬以外の馬柱と見比べた時に、
むしろこの馬が最上位に感じます。
まぁ、半分は
「岡田総帥の夢を」という心情も入っていますが、
状態自体は皐月賞よりも上とのこと。
普通に重い印を打つべき馬だと思います。
相手となれば、グレートマジシャンにシャフリヤール。
毎日杯組も押さえないといけませんし、
皐月賞組も対抗単穴馬に加えて
ヨーホーレイクやラーゴムあたりまで買いたい所。
もしサトノが馬券圏内にきたら、
潔く負けを認める代わりに、
飛べばドヤ顔で高配当的中の算段です(笑)