2021/10/30
天皇賞秋考察
サニーです。
エフフォーリア(3歳)の参戦で
盛り上がりは最高潮ですね。
ちなみに3歳馬の優勝は
"過去2頭だけ"です。
1996年 バブルガムフェロー
藤沢和厩舎 蛯名正義騎手 3番人気
2002年 シンボリクリスエス
藤沢和厩舎 岡部幸雄騎手 3番人気
藤沢和厩舎所属で
3番人気という共通点がありました。
経験豊富な歴戦の古馬たちに挑むので
『馬格』負けしないことが重要です。
特に東京2000mは
最初のコーナーで接触事故が多いので
小さな馬だと弾かれてしまいます。
バブルガムフェローは当時486キロ、
シンボリクリスエスは530キロ。
そしてエフフォーリアも
500キロ超えの恵まれた『馬格』の持ち主。
不安材料は見当たりません。
ちなみに
天皇賞秋 過去10年の勝ち馬は
2011年のトーセンジョーダンから
昨年のアーモンドアイまで
延べ10頭すべて
馬体重が 480キロ以上 あります。
出走馬の馬体重を
チェックしてみてはいかがでしょうか?
10月31日【日曜・東京11R】
5◎エフフォーリア
1○コントレイル
8▲サンレイポケット
9△グランアレグリア
14△カレンブーケドール
12△ラストドラフト
6△トーセンスーリヤ
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それでは詳しく見ていきましょう。
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【天皇賞秋】
本命はエフフォーリアです。
ダービーは
外から抜け出しかけた
サトノレイナスの手応えに騙されて、
横山武史騎手は
ステッキを入れて追い出すのが
ワンテンポ早かった気がします。
あくまでも結果論ですが、
ルメールを意識しすぎました。
『負けて強し』
距離が2000mになり、
斤量は56キロも有利です。
今回こそ『早目先頭』という
強気の競馬をしてほしいですね。
天皇賞秋を初めて3歳で制した
バブルガムフェローは
『早目先頭』から
マヤノトップガン、サクラローレル、
マーベラスサンデーという超強力な
古馬勢を完封しました。
そんな走りに期待して◎を打ちます。
対抗○は三冠馬コントレイル。
牡馬にしては華奢な体つきで
その分、仕上げには手間取りません。
新聞各紙の報道通り
"盤石の態勢"という認識で良いと思います。
2400mのジャパンカップでは
最後苦しくなり、左側へモタれていました。
大阪杯は重馬場のせいで
完全にスタミナ切れ。
1枠1番+良馬場+2000mなら
言い訳はできません。
▲はサンレイポケット。
この馬で『高配当』を狙います。
バレークイーンが出た名門牝系です。
叩き良化型が多くて
スタミナに優れた血統。
エフフォーリアが
私の予想通り
『早目先頭』の作戦に出れば
切れ味勝負ではなく、
底力型のレースになります。
後方から突っ込んでくるのは
血統の裏づけがある持久力タイプ。
2011年の天皇賞秋は
トーセンジョーダンが
レースレコードで優勝
(現在もこのレコードは破られていません)。
サンレイポケットと同じジャングルポケット産駒。
やはりトニービンの血は偉大です。
東京コースでは無類の強さを発揮します。
ついつい興奮してしまい、
対抗○のコントレイルより
コメント行数が多くなってしまいました(笑)
しっかり馬券を買って応援します。
△一番手は
もちろんグランアレグリア。
ノド手術明けですが、
出走してくる以上は
藤沢和先生を信じるしかありません。
友人に連絡したら
『少し太いけど動きは良かった』と。
良馬場ですし、信じましょう。
○▲と同列扱いでいきます。
ここからの3頭は押さえ程度の扱いとなります。
△カレンブーケドールは
4月30日の天皇賞春考察で
"無印"にしたのですが、
結果は3着。
当時よりもデキは良いようですし
少額でも押さえるべきかと。
△ラストドラフトの母マルセリーナは
大震災の年(2011年)の桜花賞馬です。
菊花賞を制したタイトルホルダー
富士S 3着のタイムトゥヘヴン
がそうだったように
休養明けを全く走らなかった馬は
体力があり余っています。
前走が謎の最下位だったので
あえて狙ってみようかなぁと思った次第です。
△トーセンスーリヤは
2走前(函館記念)が異様に強かった。
父であるローエングリン(後藤浩輝)は
2003年の天皇賞秋で
ゴーステディ(吉田豊)と競り合い
前半5F 56.9秒という
殺人的なハイラップを刻んだ馬です。
逃げ・差し自在のこの馬を
横山和生騎手がどう乗るのか?
展開の鍵を握りますからね。
興味深いです。
ワールドプレミアは無印。
ぶっつけ本番で2000mというのはどうでしょうか?
2400mへの叩き台と、
私は判断しました。