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中山記念考察

中山 芝1800mはコーナーが4つ。
コーナリングの巧みさ、
手前変換の速さ、
器用さなどが問われるので
得意、不得意が如実に表れますね。

なので
リピーター(複数勝利)が多いです。

2003年・2007年 ローエングリン
2005年・2006年 バランスオブゲーム
2008年・2009年 カンパニー
2018年・2019年 ウインブライト

中山1800mへの適性(実績・血統)には
注意を払わないといけません。


高橋祥調教師は引退ラストウィークに
有力馬の1頭 カラテで参戦。

中山1800mは
勝っていません(1戦0勝)が、
中山1600mで3勝をあげています。

そして
カラテの4代母ダイナサッシュは
バランスオブゲームの3代母であり
この2頭は近親関係です。

偉大なるリピーターと
同族というのは自信になります。


父トゥザグローリーは
2010年 有馬記念で3着(14番人気)
2011年 有馬記念で3着(9番人気)
と中山コースで激走。

トゥザグローリーの
母トゥザヴィクトリーは
2001年 有馬記念で3着(6番人気)
と同様に人気以上の走りを見せました。

トゥザヴィクトリー
トゥザグローリー
ともに頭の高い走法で
これはカラテにも遺伝しています。

上へ力が分散する走りなので
小回りコースの方が
ひと踏ん張りきくイメージ。

随分とカラテについて
熱く語ってしまいました。


それでは発表します。


2月27日【日曜・中山11R】

11◎カラテ
5○パンサラッサ
12▲アドマイヤハダル
15△ダノンザキッド
3△ガロアクリーク
4△ヒュミドール
16△ワールドウインズ
7△ウインイクシード

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それでは詳しく見ていきましょう。
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本命◎はカラテ。

頭の高い走法ということもあり
じわじわと少しずつ加速するタイプ。

それだけに前走、直線で
追い出しを待たされたのはとても痛かった。

すぐに反応できないので痛恨……。

"位置取りが悪かった"
と報道されているが、
"広いスペースを
 早目に確保しなかったこと"
が敗因だと私は思うのです。

できれば2着はほしかったが、
東京新聞杯は好タイム決着。

3着でも価値は高いですよ。

スタートしてから押っつけていたし
1600mのスピード&切れ比べより
1800mの根性比べの方が絶対に合うと感じました。


○パンサラッサは逆転の第一候補。

一芸に秀でた馬は怖いですよ。

昨年は出遅れましたが、
相性の良い吉田豊騎手なら大丈夫。

ズバリ"大逃げ"作戦でくるでしょう。

福島記念の前半5ハロン 57.3秒は
殺人的なハイペースだが、
結局 4馬身差で圧勝。

母方にはMontjeu、Shirley Heights、
Allegedと底力のある血が並び、
コーナー4つという形態は合います。

フォーメーションの1着ゾーンに
◎カラテ ○パンサラッサの2頭を
をマークする予定です。


▲アドマイヤハダルは
ジャックドールが強すぎただけで
確実に復調しています。

近親にスイープトウショウがいる良血。

皐月賞を振り返ると

1着 エフフォーリア
2着 タイトルホルダー
3着 ステラヴェローチェ
4着 アドマイヤハダル
5着 ヨーホーレイク

2000mベストという気はしますが、
この4着は価値大ですよね
叩き3戦目で好勝負必至でしょう。


△ダノンザキッドは当日になると
テンションが上がってしまうタイプ。

弥生賞、皐月賞とかなり馬体重を減らしていました。

脚長の体型というよりは明らかに細かったです。

ここ2戦は本来の馬体重で
パドックに登場していますが、
中山コースに悪いイメージがあるようだと心配です。

ホープフルSも勝ちましたが、
体つきは淋しかったですから。

断然人気ですが、
私はそこまで鉄板だとは思っていません。


△ガロアクリークは
中山1800mのスプリングS勝ち馬。

癖のあるコースですからね。
コース実績重視です。


△ヒュミドールは
Mデムーロ騎乗なら"買い"。

中山コースのMデムーロは
天才的な仕掛けを見せますからね。

気性的に仕上がり早と判断しました。


△ワールドウインズの4代母は
Nijinsky×Specialという超良血。

Sadler's Wellsや
エルコンドルパサーなど
活躍馬が多数出ている世界的良血ですね。

乱ペースでの大穴要員として押さえます。


△ウインイクシードは昨年の3着馬。
コース実績を重視して
フォーメーションの3着ゾーンに
マークしようと思っています。
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フェブラリーS回顧

対抗○カフェファラオの強さばかりが目立ちましたね。

それに引き替え、
本命◎レッドルゼルのじりっぽさときたら…。

二者選択を間違えると気分はブルー。
我ながら詰めの甘さが際立ちます(泣)


勝ったカフェファラオは
3、4番手の外目をスッと確保。

この時点で"勝ち"は確定しました。

好位からレースを進めて
上がり3ハロン最速は凄いです。

普通は差し馬、追い込み馬が
上がり最速の役目を果たすのですが、
カフェファラオは
サンライズノヴァよりも
速い上がり(34.3秒)を使いました。

これでは後続はお手上げ。

東京ダート1600mは4戦4勝。

スタート地点の芝の走りをみると
安田記念を使ってほしいと思ってしまいます。

スッとダッシュがきいていました。

きっと盛り上がるだろうな。
堀先生、お願いしますよ。

パドックで
カフェファラオを引いていたのは
元ジョッキーの鈴来直人さんでした(もちろん昨年もそう)。

現在40歳ということで
福永祐一騎手より5歳下。
立場こそ変わりましたが、
素敵な馬に出会いましたね。
おめでとうございます。


2着はテイエムサウスダン。

根岸S優勝は
父サウスヴィグラスにとって
11年ぶりのJRA重賞制覇でした。
(2011年武蔵野S ナムラタイタン以来)

サウスヴィグラスを管理していた
高橋祥調教師の引退に合わせて
大激走モード突入という感じ。

途中からハナを奪った
岩田康誠騎手の"勝負勘""積極性"は称賛に値します。


3着はソダシ。

この馬とはすっかり仲が悪くなってしまいました。

3歳時は"ダート馬"と積極的に発言していたのに…。

フォームや気性面を考慮して今回は痛恨の"抜け"。

1円も買っていません。
大撃沈・大沈没です。

でも前から映している
パトロールビデオをチェックすると
ゲート内で潜ろうとしています。

まだまだ信用はできませんよ。

アオッて出て半馬身で済んだのは不幸中の幸い。

母ブチコは"ゲート潜り(もぐり)"で
馬生が終わってしまった。

次走も頭を悩ます存在になりそう…。
私はゲート難が大嫌いなので…。
雪解け(仲直り)できるのでしょうか?


4着ソリストサンダーは
あの手応えで3着もないのは不満。

皮一枚分、太いのかもしれません。

ただ、戸崎圭太騎手が
コメントしているように
"脚抜きの良いダートは巧い"ですね。
これはメモッておきます。


6着レッドルゼルは
なんだかこう、モヤモヤしますねぇ。

バシッとファイトしていないように見えました。

1600mが1ハロン長いのでしょうか?
首差しが太くてパワー優先の馬体だけに
1200m~1400mが良いのでしょうか?

サンプル数が"2回"だけなので
結論は先送りとさせてください。
すいません。

それにしても
レッドルゼルが1番人気とは驚きました。
カフェファラオが2倍台で
1番人気だと勝手に思っておりました
(結果は2番人気で単勝配当 510円)。

人気を当てられないようでは
肝心の馬券なんか当たるわけがないっす。

まだまだ修業が足りません。

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フェブラリーS考察

フェブラリーSに出走馬はいませんが、
2月で高橋祥泰調教師が引退します。

高橋祥厩舎といえば
1996年 第1回 NHKマイルカップ優勝の
タイキフォーチュンでしょう。

当時は
○外ダービーと言われたレース。
"第1回"ですから印象深いです。
アメリカ産馬でした。

歴代の勝ち馬に外国産馬が多いので
タイキフォーチュンのことを
ふと思い出してしまいました。

今年のメンバーでは
カフェファラオがアメリカ産馬ですね。


高橋祥厩舎の活躍馬といえば
もう1頭、サウスヴィグラス(16勝)がいます。

種牡馬としても頑張りましたよね。

ブロードアピールとの
激戦(2002年 ガーネットS)は
負けはしましたが、
素晴らしいファイトでした。

今年は産駒であるテイエムサウスダンが出走しています。


高橋祥厩舎といえば
私が大好きだった"牝馬"がいるんです。

その名はカノープス。

Theatrical産駒のアメリカ産馬で
気品漂う好馬体の持ち主でした。

ひいらぎ賞は降着してしまいましたが、
後のG1馬サクラチトセオーを下しています。

そのカノープスを
3代母に持つのがレッドルゼル。


偶然ですが、
高橋祥厩舎と縁のある馬が3頭。

1週間、しっかり吟味してきました。


それでは発表します。


2月20日【日曜・東京11R】

5◎レッドルゼル
6○カフェファラオ
12▲ミューチャリー
4△アルクトス
8△サンライズノヴァ
10△スワーヴアラミス
13△ソリストサンダー
15△テイエムサウスダン

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それでは詳しく見ていきましょう。
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本命◎はレッドルゼルです。

前走のJBCスプリントが異様な強さ。
鞍上の川田将雅騎手は
ステッキを抜いただけで
叩いていません。
最後はターフビジョンをみて
後続を確認するほど余裕がありました。


先ほど話しましたカノープスは
1990年生まれのTheatrical産駒。

同じTheatrical産駒のヒシアマゾンは
1991年生まれです。

カノープスは
1400m~1800mで活躍した牝馬で
ヒシアマゾンは
1200m~2500mで走ったオールラウンダー。

レッドルゼルは
1600mに勝ち鞍こそないですが、
たったの1回しか走っていません。

昨年のフェブラリーS 4着の1回だけ。

私は1600mでも十分にやれると思います。

それに昨年と比べて
明らかにパワーアップしています。


対抗○はカフェファラオ。

東京ダート1600m 3戦3勝。
これは逆らうことができない強力なデータです。

ただ、過去10戦すべて
外国人ジョッキーという点が気になります。

これまで2秒以上負けたレースが
2度あるように
プッツンキャラでもあります。

初の日本人騎手 福永祐一起用が
プラスに作用するか?否か? 


▲は地方馬ミューチャリー。

2月12日に東京ダート1600mで
ヤマメという馬が勝ちました。

単走オッズはなんと…54,940円。

私は競馬ノートを見返しました。

2、3年前
トラックマンの友人から教えてもらった
ダート[重馬場]で警戒すべき
"穴"種牡馬の名前を。

・パイロ
・ハーツクライ
・シニスターミニスター

やはりパイロの名前がありました。



[重馬場]が想定されていますね。

昨年のフェブラリーSは7着でしたが、
しっかり差を詰めていましたよ。

馬場が向けば一発あるかも。
穴で狙ってみます。


△アルクトスは2年連続で9着ですが、
チグハグなレース内容で力を出し切っていません。

2年前は
ハイペースを強気に乗りすぎて、
昨年は
外々を回るロスの大きな競馬。

重い印(◎○▲)を打とうと思っていました。

ただ、調教後の馬体重が
562キロ(前走が544キロ)と
18キロ増なのは気になります。

杞憂に終われば良いのですが…。


△サンライズノヴァは
大ベテランですが、
脚抜きの良いダートの方が
末脚が切れるイメージ。


△スワーヴアラミスは
ハーツクライ産駒なので
ダート[重馬場]で要注意。

前走は良馬場発表でも
雨が降っていましたからね。


△ソリストサンダーは
調教後の馬体重が488キロ。

これは輸送前の数字なので
関東へ長距離移動すれば
前走より絞れてきそうです。


△テイエムサウスダンは
坂路で1ハロン11.9秒が出ています。

でもあの父サウスヴィグラスでさえ
体調万全でも1600mは長かった…。

たとえデキは良くても……
連下候補という扱いです。


そういえば7番 タイムフライヤーも
ハーツクライ産駒ですね。
100円だけ押さえます(笑)

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