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宝塚記念回顧

5番人気ヒシイグアスは▲でしたが、
タイトルホルダーが△、
デアリングタクトにいたっては無印。

完敗っす…

大やられであります…トホホ…

それにしても

2"09"7

ってやばいタイムですよね。

2011年にアーネストリーがマークした
2"10"1を大幅に更新しました。

タイトルホルダー、物凄く進化しています。

前半1000m通過が 57.6秒ですよ。
超激流、超ハイペース。

それでいて
上がり(後半600m)は36.1秒で第3位。

これでは後続はお手上げ。
壮絶なバテ合いの中でも
第3位の上がりを駆使しているのですから化け物です。

パドックで後肢の踏み込みは浅め。
これはいつもですね。

威圧感、パワーは伝わってきませんが
レースに行くと一変します。


母の父 Motivatorは
Montjeuの仔(凱旋門賞でエルコンドルパサーに勝利)

祖母の父 Shirley Heightsは
Mill Reefの仔(1971年 凱旋門賞優勝)

次走(凱旋門賞)が楽しみ。
夏を無事に過ごしてほしいです。


2着ヒシイグアスは4キロ絞って完璧な仕上がり。

道中も内々を追走して手応え完璧。

上がり3ハロンはメンバー中最速の35.9秒。

完璧×完璧でも差せませんでした。

これは相手が強すぎただけ。

それにしてもレーン騎手は
ハーツクライ産駒を上手に操りますね。

リスグラシュー
サリオス
ヒシイグアス

レーン騎手&ハーツクライ産駒は
次に来日した時、しっかり活用したいと思います。


3着デアリングタクトは
6キロ引き締まり、パドックでも好気合。

中間の追い切りで
ガツンと引っ掛かっていたので
"無印"にしてしまいましたが、
これだけペースが速ければノープロブレム。

"右前脚の体部繋靱帯炎"

治療のため、馬も人も頑張りました。
拍手です。


4着ディープボンドは
相変わらず生ずるいですが、
ワンペースなりに頑張っています。

ただ、善戦マンを卒業できず…。


6着エフフォーリアにはがっかりしました。

初ブリンカーで負けるとしたら
ブリンカーが効きすぎて
カァーッと力んだ場合
と思っていましたが、
まさか道中でムチが入るとは…。

特効薬は攻め馬で効いただけで
レースでは効能ゼロでした。

ゲートが開く瞬間に暴れていましたね。

2戦連続で『枠内暴れ』
精神状態が著しく悪いです。


精密機械
優等生
コーナリングの達人

と美辞麗句が並んでいた馬。

コントレイル、グランアレグリア、
クロノジェネシスを破った馬。

"早熟"だったのでしょうか?

こんなに気持ちが
後ろ向きな馬ではなかったはず…
走れば走るほどボロが出そうな気がします。


8着パンサラッサは
中山記念(1800m)を勝った時の
前半1000m通過が 57.6秒。

2200mの今回、
同じラップを刻んだことで
さすがにバテましたが、
ケレン味のない逃げには心を打たれました。

パドックは二人引きで凄い気合乗り。

厩舎コメントにもあった通り、
抜群のデキでしたね。

『肉を切らせて骨を断つ』

自分も痛手を受ける代わりに
相手にそれ以上の打撃を与える。
捨て身で敵に勝つ。


サンデーサイレンスの血が
入ってきてから
折り合い重視の競馬が激増。

スローペースからのヨーイドン競馬には飽きました。

私はパンサラッサの
"死中に生を求めた頑張り"を忘れることはないでしょう。
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宝塚記念考察

先週の阪神〔芝〕 をみていると
やはり『前』『イン』有利でした。

パンサラッサが行けば
タイトルホルダーは
無謀な競り込みをすることはないでしょう。

昨年の
ユニコーンライオン(7番人気)
のような"前残り"を警戒したいところ。


話は少々変わりまして
宝塚記念といえば、

『ほにゃららGI制覇』

というフレーズが有名。


1991年 メジロライアン
 皐月賞3着、ダービー2着、
 菊花賞3着、有馬記念2着

1997年 マーベラスサンデー
 有馬記念2着、天皇賞3着

2001年 メイショウドトウ
 宝塚記念2着、天皇賞秋2着、
 JC2着、有馬記念2着、天皇賞春2着

2002年 ダンツフレーム
 皐月賞2着、ダービー2着、
 安田記念2着

2011年 アーネストリー
 宝塚記念3着、天皇賞秋3着

2018年 ミッキーロケット
 菊花賞5着、天皇賞春4着


過去の宝塚記念優勝馬を羅列してみました。

『ほにゃらら』に入る言葉は・・・・
・・・・・・・・・・・『初』です。

善戦マンぶりを発揮してきて
ようやく『初GI制覇』

宝塚記念ではそんなタイプを狙うべきです。

現代の"善戦マン・愛されキャラ"
といえば、1頭しかいませんよね。


それでは発表します。


6月26日【日曜・阪神11R】

15◎ディープボンド
4○エフフォーリア
10▲ヒシイグアス
11△パンサラッサ
6△タイトルホルダー
17△ギベオン
13△アリーヴォ
18△ポタジェ

━━━━━━━━━━━━━━━━━
それでは詳しく見ていきましょう。
―――――――――――――――――

【宝塚記念】

佐々木は勢いを感じた"血統"を
早目に馬券でフォローするようにしています。

昨夏は"母の父"キングヘイローでかなり儲けましたよ。

スポーツ新聞で騒がれる前にしっかり馬券を買うべき。

6/11  キタサンドーシン(1着)
6/12  オセアダイナスティ(1着)
6/12  ノースブリッジ(1着)

この3頭に共通するのは
母方に モガミヒメ がいること。

キタサンドーシンは3代母モガミヒメ
オセアダイナスティは祖母モガミヒメ
ノースブリッジは3代母モガミヒメ

"モガミヒメ"の流れがひたひたときているのです。

◎ディープボンドの祖母は・・・・・
・・・・・・・・・モガミヒメです。

トレンドに乗っていこうと思います。


○エフフォーリアは
1週前調教のVTRをみて
『まだ手先が重い』と感じました。

今週はブリンカーをかけてきましたね。

大事な友人から

『B効果大。やる気スイッチON』

というラインが届きました。

ありがとうございます。
なるほど "遮眼革"で
変身したならば"買い"ですね。


▲ヒシイグアスも・・・・
実はその友人からの教えです(笑)

『4週連続でレーン騎乗。
  右側へササることなく
  まっすぐ走れて上昇急』

というラインをいただいたもので▲評価。

レーン騎手は今週で最後ですね。

付きっきりで仕上げて
お世話になった堀先生への恩返し。

ストーリーは出来上がっています。


△パンサラッサについては
中山記念の回顧でこのように話しました。

ーーーーーーーーーーーーーーー
気の早い話ですが、
大阪杯は毎年、雨の影響を受けて
馬場状態が悪いですよね。
重馬場は滅法巧い馬。
GI獲りの『チャンス到来』
と予言しておきます。
ーーーーーーーーーーーーーーー

アラブ首長国連邦へ遠征したため
大阪杯には出ませんでしたが、
宝塚記念も"雨"さえ降れば
GI獲りの『チャンス到来』。


△タイトルホルダーは
デキ一息だったとはいえ、
日経賞での"クビ差"が少々気になる材料。

弱い相手に合わせてしまい
前半1000m 63.5秒という超スローペースでした。

切れ比べではあの相手でも
"クビ差"しか勝てないタイプ。

二番手からの競馬で
逃げ馬を早目に突いて
ペースアップする度胸が
横山和生騎手にどこまであるか?

5勝すべてが逃げ切りなので
競馬がやりづらくなるのは間違いありません。

有馬記念は
逃げ) パンサラッサ
先行) タイトルホルダー
という隊列で13着・5着。

勝ったのはエフフォーリア
2着はディープボンドでしたからね。


△ギベオンは中京ベストですが、
2019年 チャレンジカップは
不利がなければ勝っていたかもしれません。

阪神2000mでもしっかり脚を使っていました。

昨年の2着ユニコーンライオン(7番人気)は鳴尾記念組。
今年も鳴尾記念組を押さえます。


△アリーヴォは
走法的に良馬場&雨馬場兼用タイプ。

死んだふり作戦で
フォーメーション馬券の
2着欄、3着欄候補としてマーキングします。


△ポタジェは
買い時の難しいタイプですが、
ソフトな芝が得意という記事を読みました。

やはり押さえは必要だと思います。


キングオブコージは
大阪杯で大量購入したのに惨敗。
ちょっとショックでした。


デアリングタクトは
右前脚の体部繋靱帯炎からの復帰2戦目。

完治が難しい箇所&怪我らしい。

取捨が難しいですが、
私は"まだ目覚めていない"と判断して軽視します。




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マーメイドS回顧

勝ったウインマイティーは無印…

エプソムカップ◎○的中の栄光は…

まさに三日天下…

すぐに落ちぶれ…

競馬はおそろしいです。

あっという間に没落します。


ウインマイティーは
『好位イン』という
最高のポジションを取ることができました。

パドックも最近の中では
一番落ち着きがあったと思います。

二重メンコという馬装
(レースは耳なしメンコ1枚だけ)で
パドックを歩く馬なのですが、
チャカチャカすることなく、
しっかり歩けていました。

勝因はこの2点でしょう。

もともとオークス3着という
実績の持ち主ですからね。


2着マリアエレーナは
パドックの雰囲気がグッド。

一切無駄肉がなく
研ぎ澄まされた感じの好馬体。

たかが200m
されど200m
2200m → 2000mの距離短縮が
プラスに出ていますね。

55キロで頑張っていると思いますよ。


3着ソフトフルートは
前走が窮屈な競馬でした。

スムーズならこれぐらいは走ります。

4キロ絞り込んで
馬体の雰囲気は前走以上。

パドックでじわっと気合が乗り
かなり状態面が上がっていたようです。


4着リアアメリアは
早熟、早生タイプという判断から
軽視しましたが、走りましたね。

6キロ増で馬体ふっくら。

休養効果を感じました。


5着ステイブルアスクは
6.8倍とはいえ、3番人気には少々驚きました。

まだ3勝クラスの身分ですからね。

ズブさが出ていて
スタート直後、行き脚がつきません。

それでもインへ滑り込んで
藤岡康太騎手はうまく乗っていたと思います。

いつもお決まりの
"大外一気"競馬しかしていないので
ステイブルアスクも
今日は久しぶりに疲れたと思います。

使い詰めでしたし
ゆっくり休んでほしいです。


7着ルビーカサブランカは
ためてためて
ドンと切れるタイプではありません。

馬群が密集してしまい
動くに動けないシーンがあり…

開幕週なので
外々を回って追い上げる
勇気もなかったのでしょう。

難しいかじ取りになってしまいました。

"外目"が伸びる馬場設定の方が
持ち味が生きるタイプだと思います。


8着ハギノリュクス
11着クラヴェル
はともにパドックでは素晴らしい気配でした。

ハギノリュクスは
デキ絶好でも力が足りなかったということ。

クラヴェルは
凄い馬体で見映えしますが、
エピファネイアの
成長力が今イチなのか?
北村友一騎手が
まだ目覚めていないのか?

8頭分ほど外を回ったとはいえ、
負けすぎの印象・・・・・
・・・・と回顧していたら
"鼻出血"だったよう。
これでは仕方ないですね。


10着スルーセブンシーズは
さらに外、10頭分も外を回らされていました。

最内〔1番〕を引いたのに
4コーナーでは一番外を回るというつたない騎乗。

開幕週でこれでは厳しいですね。
ノーカウントでいいと思います。

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