2022/11/26
ジャパンカップ考察
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こんばんは。
サニーです。
"馬体のカッコいい歴代GI馬は?"
と聞かれて
エイシンフラッシュの名前を挙げる人は多いでしょう。
それは産駒にも遺伝していて
パドックで馬体に惚れ込んでも
レースに行くと"さっぱり走らん"
というパターンが非常に多いのです。
・馬っぷり抜群
・やや重心が浮くフォーム
・折り合い難が多くて操縦が困難
馬券的にはとても取り扱いの難しい種牡馬といえます。
ヴェラアズールの5走前、
3月19日 淡路特別 パドックを
グリーンチャンネルでみていて
やはり競馬新聞に『超好馬体』
と花丸付きでメモッています。
でも馬柱で成績をみたら5歳馬/17戦目で初めての芝
びびってしまい、馬券を買わずに
見(ケン)してしまいました。
結果は・・・1着・・・
・・初芝で見事に勝利。
その後は
芝4戦目でブレークアップ(後にアルゼンチン共和国杯V)
を下して3勝クラスを卒業。
芝5戦目で一気にGII制覇。
ダービー・天皇賞秋を制した
エイシンフラッシュにようやく超大物が誕生。
そんな勝ちっぷりでした。
エイシンフラッシュ=Mデムーロが
ウイニングランの途中で下馬して
ヘルメットを脱ぎ、
レースを天覧した天皇と皇后に
最敬礼したのが2012年。
あれから10年。
孝行息子が躍動します。
それでは発表します。
11月27日【日曜・東京12R】
6◎ヴェラアズール
2○オネスト
7▲テュネス
15△シャフリヤール
14△ダノンベルーガ
8△デアリングタクト
3△ヴェルトライゼンデ
10△ハーツイストワール
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それでは詳しく見ていきましょう。
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【ジャパンカップ】
本命◎はヴェラアズール。
先ほどもお話ししたように
やや上体が浮ついたフォーム。
力がどこへ抜けてゆくのか?
上へ抜けるようだと推進力が分散してしまいます。
『姿勢の高い走法には
外人ジョッキーが合う』
私は常にそう考えているので
ヴェラアズールはムーア騎乗で
さらにパワーアップしそうな予感がするのです。
昔話で申し訳ないですが、
1995年 金杯(京都)で
ワコーチカコ=ペリエが突き抜けました。
当時ペリエ騎手は21歳です。
頭が高くて気難しいワコーチカコが
首根っこを押さえつけられて
びっくりしたように弾けたのを覚えています。
2001年 ジャパンカップでは
ジャングルポケットの首根っこを
押さえつけて低姿勢を維持させていました。
これまでは上へ上へ力が逃げてましたが、
角田晃一騎手 → ペリエ騎手で走り方がガラリ一変。
抜け出した1番人気
テイエムオペラオーをクビ差 差し切りました。
ムーア騎手も
2010年 エリザベス女王杯スノーフェアリーで
有名な実況『すんごい脚』を演出。
あれは完全にワープしていましたね(笑)
先週(20日)阪神:再度山特別を勝ったフィデルもムーア騎乗の
おかげで初めて真面目に走っていた気がします。
ちなみに 2001年 ジャパンカップ
1着 ジャングルポケット(ペリエ)
2着 テイエムオペラオー(和田竜二)
3着 ナリタトップロード
ナリタトップロードの鞍上は渡辺薫彦。
ヴェラアズールの調教師です。
ナンバーワン騎手のムーアを配して
21年前の忘れ物を取りに戻ってきました。
対抗○オネストは
パスキエ騎手の継続騎乗ではなく、
ルメール騎手への騎乗依頼に本気度を感じます。
祖母の父Kahyasiは
イルドブルボン直仔で日本ではカラジ(中山グランドジャンプ三連覇)
の父として有名ですね。
好枠+スタミナ母系で
"馬券圏内あり"と診断しました。
▲はテュネス。
2歳上の半兄トルカータータッソは凱旋門賞V。
テュネス自身も
前走のGIバイエルン大賞を10馬身差のぶっち切りV。
5連勝と勢いに乗ってのジャパンカップ参戦。
これだけで"買う価値あり"です。
△シャフリヤールは
牡馬にしては小柄で上積み?ですが
最大の武器は"手先の軽さ"。
良馬場なら上位争いになるでしょう。
△ダノンベルーガは
ここ3戦、外から差す形が取れていません。
苦し紛れにインへ突っ込む競馬が続いています。
7枠 14番を引いたので
今度こそ直線"外"へ舵取りしてほしいです。
2000m ベストか?
2400m ベストか?
それはまだわかりませんね。
△デアリングタクトは
得意のやわらかい馬場状態で
同じ牝馬相手に6着は大ショック…
買い要素は剛腕マーカンドですね。
△ヴェルトライゼンデは
半兄にワールドエース&ワールドプレミアがいます。
ドイツ牝系ですね。
調教VTRをみていてもパワーを感じます。
相性のいいレーン騎手で怖い1頭だと思います。
△ハーツイストワールは
不利を受けた馬が多かったアルゼンチン共和国杯で2着。
テーオーロイヤルも
かなりの不利を受けていましたが、
ハーツイストワールは諦めずに再加速しています。
この根性を評価します。
パドックで後肢の踏み込みも目立ちました。
得意の左回りならば、
死んだふり作戦がはまるかもしれません。
フォーメーション馬券で
2着、3着ゾーンにマークする予定です。。
こちらは私がプラスアルファで馬券の参考にしているサイト。