2022/11/01

重賞競走1週前追い切り アルゼンチン共和国杯

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重賞競走1週前追い切り

アルゼンチン共和国杯

【キラーアビリティ】

これまで耳覆い付きメンコ、舌縛り、クロス鼻革など様々な馬具に頼ってきた馬。変なところで力んだり、ゲートでミスしたり、急に手前を替えたり…。ホープフルS(G1)勝ち馬だが、完成度は高くない。これからの馬だ。皐月賞は枠内でチャカついて出遅れ…。各馬が馬場状態の悪いインを避けたことで内目に壁がなくなり、道中ガツンと引っ掛かる。キャリア最悪の競馬だった。当時、横山武史自身もバイオリズム最悪だった。ダービーはスタンド前で力みこそあったが、無理やり抑え込んだことで6着入線。ジオグリフには先着した。もともとウッドコースでビュンと切れるタイプではないが、Ｃデムーロ騎乗の26日は1ハロン11.9秒で及第点。若干力んだが、軸が横ブレることなく、手前変換もうまくいっていた。ハンデ55キロ。折り合いさえまともなら取りこぼしは許させない。

【ユーキャンスマイル】

7歳の大ベテラン。馬体の張りは以前より落ちるが、これは年齢的なもの。見た目は気にしなくてOK。2着した前走時も体つきは地味だったからだ。27日はジュンブルースカイ、リッチブラックを追走して、ジュンブルースカイと実戦並み併走追い(リッチブラックは10馬身以上遅れた)。最後はズブさを出して同入が精一杯か？と想像していたが、真逆の結果となった。脚勢◎でアタマ差グイッと前へ出たところがゴール。大ベテランだが、闘争心は衰えていない。むしろ前走以上だ。金子真人ホールディングスは3頭出し(カントル・ボスジラ)となる公算大だが、ユーキャンスマイルの1週前調教はグッド。引き続き、得意の左回りコースなので注目したい。

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