2023/03/17
フラワーC(G3)・ファルコンS(G3)追い切りからの予想・考察
競馬開催日限定で、『サニーの㊙イチ推し穴馬』として、とくに調教の動きが良かった人気の薄いであろう穴馬を、2つのブログランキングのページに公開します(前日夜~)。下の2つのリンクバナーをクリックしていただき、「サニーの馬券に直結する話@とくダネKEIBA」を探していただけるとそこに書いてますのでぜひご覧になってください。


◇◆追い切りからの考察◆◇
3/18(土) 中山11R フラワーカップ(G3)芝1800m
◎パルティキュリエ
1週前追い切りから注目馬として挙げていましたが、当週も質の高い動きを披露出来ていたので本命とします。
美浦のウッドで5ハロンから68.0-51.7-36.9-11.3をラストに多少追ってマークしてきました。
1週前の時計よりも全体時計は遅くなっていますが、2週前から長めでしっかりと負荷を掛けてきていますので、これでもし当週終いにサッと伸ばす程度でやれていなかったら、仕上がっていないということに…
相手の手応えや伸び脚が良すぎてあまり見栄えはしませんが、1週前で評価した時よりも前脚の可動域が広がっているように見えますし、テンにゆったり入ってメリハリのあるラップを刻めているというのがポイントですね。
1週前と当週の動きを総じてパフォーマンスを判断するなら、スローから一気にペースアップするような競馬だと体をまだ上手く使えない可能性はあるものの、淡々とした流れでずっと同じペースを追走するようなラップであれば、1週前のような非常に良い走りをレースでも見せることが出来ると思います。
中山の1800mらしいラップでより信頼度は高まるでしょう。
○ニシノコウフク
当週の追い切りは美浦のウッドで6ハロンから82.4-66.2-51.4-37.3-11.5を強めに追ってマークしています。
後ろから突かれてファイトするタイプなので、今まで自分が追いかけるような調教内容や単走で1頭で走っているときはモッサリとした動きをしてきていました。
今回は単走で走っているにも関わらず、前に目標とする馬がいるかのような前進気勢を見せて、背中をバネのように使ってグイグイとスピードアップする面を見せてきました。
軽快な脚取りとはまさにこのことで、キレのある動きというよりも中山中距離向きの持続性のある速い脚を見せていて、本当にキレイな素晴らしい走りだったと思います。
通用するかどうかはまた別の話ですが、完成度が高くなりもうひと押しが利きそうなイメージです。
3/18(土) 中京11R ファルコンステークス(G3)芝1400m
◎カルロヴェローチェ
ちょっと負けられないレベルかもしれません。笑。
当週は栗東の坂路で4ハロンから53.8-39.4-25.0-12.0を馬なりでマークしています。
後に併せることになる僚馬の真後ろにピッタリとついて、ウッドチップの跳ね返りを存分に受けつつも決して手応えが鈍ることのない行きっぷりを見せています。
そこから進路を外に求めると我慢させた分を爆発させるかのように、並ぶまもなく交わしさってしまいました…
初戦は芝の跳ね返りを嫌って頭を高く上げてしまう面がありましたが、これを我慢出来るならどんな位置取りで競馬をしても自身の脚はキッチリ使えるでしょうし、集中力を欠かなかったのもプラスですね。
○スプレモフレイバー
溜めて脚を使う競馬を覚えてから集中して走ることが出来るようになった馬です。
1200mで先行出来る脚力はありましたが、追走時は比較的ストライドが伸びているような走りをしているのに、トップスピードを出すと頭を高く上げてしまうので、前半に脚を使っていると苦しくなった時の減速が他馬よりも早くなってしまいます。
ワンペース気味に走ってしまい最後もギアが入らなかったのであまり良いパフォーマンスをみせてきていませんでした。
最近の競馬の内容は前半にじっくり溜めて後半に脚を使う形をとっていますが、頭が高い走法のおかげでギアが入るのが異様に速く、前を追いかける気持ちの強さもあるので、最後までトップスピードを維持出来るようになりました。
追い切りでもその変化が見て取れ、前半にゆったり運んで終いにサッと流す程度でも機敏で力強いフットワークをしてきますし、鞍上の大きなアクションもなしに突き抜けた加速を見せるので溜めた脚を直線で開放するという立ち回りを馬自身が望んでいるかのようです。
外枠は残念ですが、状態面の良さや力を十分に発揮できそうな立ち回りと合致した精神面の強さには太鼓判を押せます。
競馬予想検証サイト「とくダネKEIBA」に私の記事を寄稿しています。
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