2023/03/20
1週前追い切りからの注目馬(3/25・3/26)
競馬開催日限定で、『サニーの㊙イチ推し穴馬』として、とくに調教の動きが良かった人気の薄いであろう穴馬を、2つのブログランキングのページに公開します(前日夜~)。下の2つのリンクバナーをクリックしていただき、「サニーの馬券に直結する話@とくダネKEIBA」を探していただけるとそこに書いてますのでぜひご覧になってください。


先週から始めた1週前追い切りを見て注目馬をピックアップする記事が多数の方に閲覧していただいたようで、評判が良くて良かったです。笑。
G2やG3の1週前追い切りなのでレース内容に直結するようなものではありませんでしたが、今週末に開催されるG1、高松宮記念に関しては1週前に仕上げて当週は軽め…という調整をやってくる馬も多いでしょう。
今週も参考になれば幸いです!
高松宮記念(G1) 中京芝1200m
注目馬:アグリ
栗東 坂路 良 49.8-36.2-23.4-12.0
横山和生騎手を背に一杯に計時してきました。
この1週前の時計は自身初の49秒台をマークしたものであり、なおかつこの日の一番時計となっています。
以前は体が硬かった馬ですが、加速しきってからはトビが大きくなる特徴を持つので、見た目にはそこまで捌きの硬さは感じないものの、前走時は頭が高くなってワンペース気味になってしまう面は見せていました。
今回の1週前追い切りはラスト2ハロンで11.4-12.0という減速ラップを刻んでいるものの、トップスピードに乗ってからもワンペース気味の走りにならず、途中で体を起こすこともなく終始バネの利いた走りを最後まで続けることが出来ています。
立ち気味になる走りを見せていないので、トビが大きいこの馬にとって勾配がキツくなるラストに減速しているだけで、まだまだ手応えに余裕があるように感じますし、トップスピードを出している時に硬さが出なくなっているのであれば、今まで以上に長く脚を使えるはずです。
中京なら直線に入ってすぐの急坂をのぼりきってから、もうひと伸び出来るでしょう。
日経賞(G2) 中山芝2500m
注目馬:アスクビクターモア
美浦 ウッド 良 82.4-65.2-50.3-36.3-11.4
終いに強めに追ってマークしています。
3週連続でラストに時計を出す内容をやってきていて、追うごとに良化してきていますね。
3週前はラストにサッと伸ばす程度、2週前は全体的に速いラップを馬なりでやってきて、そして1週前は全体的に速いラップを淡々とマークしつつ、終いにしっかり追って反応面の良化に努めています。
陣営が思い描いた通りに良くなってきていますし、1週前の追い切りを見る感じだと追ってからの反応は多少休み明けの雰囲気を感じますが、目一杯やったことで当週はパリッとした動きが出来るはずで、非常に良い仕上がりでレースに臨めると思います。
昨秋の休み明けでの出走だったセントライト記念の時よりも明らかに動きの質が良く、リズムやバランスも整っているので、安定して高いパフォーマンスを見せてくれるのではないでしょうか。
毎日杯(G3) 阪神芝1800m
注目馬:フェイト
栗東 CW 良 78.4-64.1-49.9-36.2-11.9
藤岡康太騎手を背に一杯に追われてマークしてきました。
今までの自己ベストが82.4秒なので、ピッタリ4秒更新しています。
時計だけ見ても破格の猛時計なのですが、この馬は体を上手く使えないせいでギアチェンジすることが出来ず、追ってジリジリとしか伸びることが出来ません。
成長を阻害しないようにコース追いだと目一杯やることはありませんでしたが、今回それが出来ているという点がポイントです。
脚捌きはまだ硬さはあるものの、それでもホープフルSの時よりも柔らかさが出ています。
かなりスピード感のある走りが出来ており、僚馬を並ぶまもなく1秒以上も突き放すことなどなかったので、パフォーマンスの一変に期待出来るでしょう。
マーチS(G3) 中山ダート1800m
注目馬:ハピ
栗東 CW 良 82.2-68.0-53.5-38.7-12.0
横山典弘騎手を背に馬なりでマークしてきています。
3歳時にはチャンピオンズカップでも3着入線するなど、既にトップクラス級の実績を持っていますが、残念ながら勝ち星がないのは成長途上で緩さがあり、あまりメリハリのある走りが出来ていなかったのも要因のひとつではないでしょうか。
追走している時と速い脚を使う時とでフットワークに変化がなく、ずっと沈むような走りをしている感じなので、もう少し器用に競馬をするためには、体を起こして走れるようになると良いと思っていたのですが…
今回の1週前追い切りは時計を出していない完全な馬なりでの調整ですが、ゆったり走っている時は頭が高くなって、直線で手前を変えた時に沈みそうになりながらも、また体を再度起こして走ることが出来ています。
これならメリハリのある走りが出来そうですし、待望の1着も十分可能であると見ます。
競馬予想検証サイト「とくダネKEIBA」に私の記事を寄稿しています。
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