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1週前追い切りからの注目馬(大阪杯・ダービー卿CT)

追い切りからの考察 大阪杯・ダービー卿チャレンジトロフィー
競馬開催日限定で、『サニーの㊙イチ推し穴馬』として、とくに調教の動きが良かった人気の薄いであろう穴馬を、2つのブログランキングのページに公開します(前日夜~)。下の2つのリンクバナーをクリックしていただき、「サニーの馬券に直結する話@とくダネKEIBA」を探していただけるとそこに書いてますのでぜひご覧になってください。
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今週は2重賞で助かりました…笑

先週までは4重賞開催が続いていましたので、追い切りを見るのも一苦労で💦

ただ、ドバイデューティフリーのイクイノックスの衝撃的なレースやドバイワールドカップのウシュバテソーロの感動的なレースは私の競馬意欲をとてつもなく引き上げてくれました!

それでは早速、大阪杯とダービー卿チャレンジトロフィーの1週前追い切りを見ての注目馬を紹介したいと思います。


大阪杯(G1) 阪神芝2000m

注目馬:ヒシイグアス

美浦 ウッド 良 82.5-66.0-50.9-36.2-11.2

かなり内めを通って終いに強めに追ってこの時計をマークしてきました。

映像は直線のみで、雨(霧?)の影響で少し動きが見えづらいのですが…

まず大前提としてヒシイグアスは右トモに緩さがあって、速い時計を出したりメリハリのある仕掛けをしたりするとバランスを崩してしまうので調教ではあまり見栄えがしません。

文句のつけようがないほどのデキで出走出来たレースはひとつもないと思っています。

暑さにも弱い馬で、昨年の宝塚記念のときの追い切りは終い重点ながらも本数の多い攻めた内容で時計も出ていましたが、結果的には熱中症で生死をさまようような事態で復帰に時間がかかってしまいました。

復帰初戦の前走も熱中症の後遺症で四肢のむくみがあり、息遣いの荒さやトモの緩さが久々で目立っていたにも関わらず結果を出しています。

今回は中間が仕上げ方が秀逸で、ずっと在厩で調整出来ているのもそうですが、2週前にウッドコースで6ハロン81.8秒、ラスト1ハロン11.1秒を一杯にやってマークすると、1週前にも上記のような時計を出しているという、ヒシイグアス史上初めてと言って良いレベルで負荷をしっかりとかけてこれているのです。

動きからも後躯が後ろの流れてしまうような踏み込みの緩さは感じず、苦手な手前の変更もスムーズに出来ていて、一回使った上昇度が凄まじく、これだけやっていれば息の持ちもまるで違うでしょう。

元々追い切りで強いところをやると疲れが溜まってしまう馬でしたので、メイチの仕上げかつ馬ももうひと段階レベルアップしたようなそんな印象を受けました。

G1戴冠に向けてのもうワンパンチのピースが完全に整いましたね。


ダービー卿CT(G3) 中山芝1600m

注目馬:ウイングレイテスト

美浦 ウッド 良 79.6-63.7-49.4-35.6-11.4

松岡騎手を背に馬なりでこの時計を叩きだしてきています。

この馬は外めを回ったときは美浦のウッドで80秒台をマークしているときはラスト1ハロンが12秒前後になり、終い重点のときでしかラスト1ハロンに11秒台前半をマーク出来なかったのですが…

今回の1週前追い切りでは外を回ってきたのに全体時計で初めてとなる79秒台を叩きだしつつ、ラスト1ハロンも11秒前半でまとめてきました。しかも馬なりで。

首の上下運動がここ2走の追い切りと比較しても小さく見えるのは、ただ単にストライドの伸びが大きくなり体が沈むようなフットワークになったからで、メリハリは無くなってしまいましたが、スピードの乗りが非常に良くいかにも快速マイル馬といった質の高い走りを見せてきました。

1週前ですら使えそうなほど完璧で抜群な動きを披露してきたものの、鞍上は前の歩様が気になったとのこと…

見た目にはおかしな点はありませんでしたし、バランスも取れていて、そう感じたのは重心が少し前がかりになった影響もあると思います。

ただ、今まで以上に緩い馬場は苦手な走法に見えますので、雨が降ったらどうでしょうか。

当週の追い切りを見るまでもなく、キッチリ仕上がると見ています。

競馬予想検証サイト「とくダネKEIBA」に私の記事を寄稿しています。




イラスト1








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